今日から℃-ute推し

シンプルに「℃-uteが好きだから」作ってみました。

℃-ute コンサートツアー2014春~℃-uteの本音~【完全版】

℃-ute コンサートツアー2014春~℃-uteの本音~ [Blu-ray]

※本記事は「りさっちのグラビアインプレッション」で書いた記事に加筆・修正した「完全版」です。

【本作の概要】

本作は、℃-uteの2014年春ツアー「℃-uteの本音」の千秋楽として、2014年6月29日(日)にパシフィコ横浜・国立大ホールで行われたコンサートを収録したもの。

一般的に良くあるライブ映像って、コンサートの模様が本編として収録されて、特典映像として舞台裏とかが入る構成だと思うんだけど、本作ではコンサートの模様が一通り収録された後に、そのままの流れでコンサート前のメンバーのコメントやら舞台裏といった特典映像的な流れに突入し、エンドロールとともにコンサート後のメンバーのコメントっていうちょっと変わった構成。
2014年春のコンサートツアー「℃-uteの本音」は、そのセットリスト・演出から物議を醸しだしたものだったので、あえてそういう構成にしたのかなぁって気もするんだけど、舞台裏の様子までが一つのパッケージングとなっていて、それはそれでいいなって思いました。

【印象に残ったシーンについて】

ここで、コンサート冒頭から印象に残ったシーンを紹介していこうと思いますが・・・
まず「アダムとイブのジレンマ」は2013年の日本武道館コンサートの時よりもさらに歌が磨かれた感じで、単純にいいなって思いました。ちなみに今回のコンサートではこの曲の途中でメンバー紹介(メンバーが一人ずつ階段を下りながら最後にポーズを決める)がインサートされます。

全体的に愛理(鈴木愛理)の表情や表現力がさらに高まってるなぁって思ったんですが、中でもソロで歌った「桃色スパーリング」は圧巻。
前奏終わりで4人がはけたんで、ここで衣装替えかなぁって思ったらその次の「The Party!」で同じ衣装の4人が出てきて、これってどういう構成?って思ったんですが・・・
その疑問は一旦置いておいて、元々℃-uteというよりも、むしろハロプロ!全体の中でもトップクラスの歌唱力を持ってる愛理ではありますが、曲中の表情や客席への目線の送り方、踊りながらなのに全くぶれない安定した声量と、ますますパフォーマンスに磨きがかかった感じがします。

※後でわかったんですが、ここはソロコーナーになっており、今回の公演がたまたま愛理の「桃色スパークリング」だっただけで、他の公演では「キャンパスライフ~生まれて来てよかった~」を歌ったりしています。

会いたい 会いたい 会いたいな」では椅子を使ったパフォーマンスを披露するわけですが、ピンクのネグリジェみたいな衣装で、椅子に座って開脚したり、椅子に手をついて足を小刻みに動かしたり・・・確かに振付はめちゃくちゃセクシーだし、インパクト強烈だけど、メンバーの平均年齢が20歳って考えたら、こういうセクシーな℃-uteもあるんだよって見せること自体は全然悪い事ではないと思います。
(ま、キッズ時代の彼女達を知ってたらショックかもしれないけど、ファン歴約1年の私的には全然アリだと思います。)

「Crazy 完全な大人」ではいよいよポールダンス披露となるわけですが、舞美ちゃん、愛理、ちっさー岡井千聖)の衣装がエナメルのボンデージっぽい衣装でこれまたセクシー。特に帽子が監獄の看守長みたいな感じで個人的にすごく好き(笑)
ポールをよじ登って、ポールに体を引っかけるような感じで技を決めるなっきぃと舞ちゃん。特になっきぃの太ももでポールを挟み込むようにして体を支え、ポールから手を放して体をのけ反らすというすんごい技も披露していて、見てびっくり!!
よくよく考えたら「Crazy 完全な大人」のMVって、途中で蛍光灯をポールに見立てたようなシーンがあるんだけど、その辺からの繋がりでこの曲でポールダンスって考えたのであれば、壮大な伏線だったんだなぁって思うんですけどね(笑)

後半戦は大雑把に言うとカーキ系の衣装に身を包み、「僕らの輝き」とか℃-uteのコンサートの終盤に歌われる、元気で勢いのある楽曲が並んで本編終了。

アンコールでは新曲「The Power」の衣装で登場して、MCに繋がるわけですが・・・

℃-uteの本音のホンネ】

千秋楽のMCってだけあって、これまでの思いが集約されたようなMCで、個人的には舞ちゃんの涙にその全てが集約されているように思いました。

メンバーの中でも、なっきぃ中島早貴)や舞美ちゃん矢島舞美)は元々涙もろかったりするんだけど、一番年下の舞ちゃんってMC中に涙を見せるとかほぼなくて、どっちかというと飄々とした感じだったりするんだけど・・・そんな舞ちゃんが、今回のツアーではなっきぃと共にポールダンスに挑戦し、色んな声に晒される中で、℃-uteとして「じゃあ逆にこれを極めて見返してやろうじゃないか」っていう境地に達し、ポールダンスをやれてよかったって思えるまで頑張ったからこそ、千秋楽のMCで思わず感極まってしまったんだと思います。
(普段涙を見せないコが見せる涙って、やっぱりそれだけの意味があると思いますもん。)

結局、舞ちゃんの涙によって涙腺が決壊したのがちっさー
そして、最後は舞美ちゃんだったんですが、とある曲を歌っている時に周りのみんなが頼りになるなぁって思ったら思わず感極まった・・・と涙。
でも、その曲が「The Power」じゃなくて「The Party!」だったという大オチがつくあたりが愛すべき舞美ちゃんって感じですかねぇ。

【まとめ】

今回の「℃-uteの本音」コンサートに関しては、ポールダンスや椅子を使ったこれまでの℃-uteにはなかったセクシーな演出が加わった事で、色々と物議を醸しだしたツアーでした。

・・・が、椅子を使ったパフォーマンスやポールダンスというのは、あくまでもコンサートの中では1曲ずつしか出てこないし、全体を通して見たら、中盤がセクシーな演出だったってだけで、それ以外は随所に℃-uteらしさが見られたし、それこそ何度も何度も繰り返して見てる2013年の日本武道館コンサートの映像と比べても、個々にスキルアップを感じさせるシーンも多く、何をそこまで批判する事があるんだろうって逆に思ってしまったぐらい。

勿論、世間の色んな声にもめげず、℃-uteのメンバーそれぞれがここまでのものに昇華させた集大成が今回のコンサート映像・・・というのもまた事実だと思うので、過程を知らない私がとやかく言う事ではないのかもしれないけれど、「℃-uteの本音」千秋楽を見た率直な感想としては、かわいらしさ、セクシーさ、元気良さなど、色んな℃-uteを見る事が出来たし、全体的なパフォーマンスの水準も非常に高く、かなり見応えがあるコンサートだなぁと思いました。

普段、アイドルのコンサートに行く事とかほとんどないのですが、team℃-uteの端くれとして、一度は℃-uteのコンサートに足を運んでみたいなぁって思いました。
(もし行くとしたら来年の6月11日の横浜アリーナか、やっぱり9月10日・・・ですかね?)